乳癌などの病気をすぐに治療しよう|医療機関の利用が鍵

ナース

背骨の空間が狭くなる病気

Female

腰痛の2大疾患です

脊柱は背骨のことで、脊柱管は背骨の中にある筒状の空間を意味しています。脊柱管狭窄症は背骨の中にある空間が何らかの原因で狭くなっている状態をあらわしています。脊柱管狭窄症で脊柱管が狭くなる部位は主に頸椎と腰椎です。腰椎が狭くなる人が圧倒的に多いといわれています。40歳以上の男女8万人を対象にした調査で腰部脊柱管狭窄症の患者数は推定240万人にのぼると報告されました。これは65歳以上の4人に1人が該当し、今後も増加すると考えられています。脊柱管狭窄症の症状としてお尻から脚にかけて広範囲に症状が現れます。そのため、脊柱管狭窄症は椎間板ヘルニアと並ぶ腰痛の2大疾患となります。椎間板ヘルニアとの違いは腰をそらしたり、かがめたりすることで区別できます。脊柱管狭窄症では腰を曲げると痛みが和らぐのに対し、椎間板ヘルニアでは腰を反らすことで痛みが軽減されます。

特定疾患です

脊柱管狭窄症の中には頸椎や胸椎、腰椎のうち2ヵ所以上の脊柱管が狭くなるものがあります。狭くなる範囲が広いため、さまざまな症状が現れ、日常生活に大きな影響を与えてしまいます。頸椎の病変によって手のしびれや下肢のつっぱり、歩行障害や頻尿などが起きます。胸椎の病変で歩行障害などが、腰椎の病変によって歩いた時の下肢の痛みやしびれなどが生じてしまいます。手足の力が落ちて箸が使いにくくなったり、歩行障害が出てきた場合は手術を行なわないと症状の改善は難しいとされています。また排尿や排便に障害がある場合も手術が適応されます。それ以外の場合は安静と薬物療法が基本となります。薬物療法では消炎鎮痛剤や血流を改善させるプロスタグランジン製剤、ビタミンB12等を使用します。痛みがひどい場合は、神経ブロックを用いる場合もあります。広範囲脊柱管狭窄症は特定疾患に指定されています。平成23年度は約4700人、平成25年度は約5600人と年々増えてきています。男女比は2対1となり、60歳代に多く見られています。

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